防衛省は21日、中国海軍の測量艦1隻が20日夜に鹿児島県周辺の接続水域から領海に侵入したことを確認したと発表した。中国側には外交ルートで懸念を伝えた。中国艦艇による領海侵入の公表は6回目で、測量艦による領海侵入は昨年11月、今年4月に続き3回目。同省は、中国による日本周辺での活動活発化の一環とみて警戒している。
同省によると、測量艦は20日午後6時50分ごろ、鹿児島県の屋久島南の接続水域を北進。同8時ごろ、屋久島南の領海に入り、同11時半ごろ、同県の口永良部島西の領海から出て、西へ航行した。海上自衛隊の補給艦や哨戒機が、情報収集と警戒監視にあたった。
測量艦は音波で水深を測った…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル